2000年に書かれた有名な本ですが、何年経っても変わらない不変の法則があると思います。1回読んだくらいではお金持ちになる方法は身につかないのが現実です。
何度も読み返し自分のものにしていきましょう。今回は実践の書と題された後半部分を抜粋したのでお役立て下さい。
- 書籍は読んだけど中身を忘れてしまった。
- 書籍を読んだことがなく気になっている。
- お金って何でたまらないの?
- 資産を増やす方法を教えて!
- お金持ちに俺はなる!!
この記事を読めばお金に関する理解が深まります。キヨサキ氏も書いていますが、行動が1番重要ということは覚えておいて下さい。
要約もいいけど原著も読みたい!という人はコチラからどうぞ↓

ステップは3つ
- 5つの心理的障害と向き合う
- 成功するための10の教訓
- 具体的な7つの行動
①と②は思考や哲学的な部分も多いですが、どんな分野でも成功者のマインドを学ぶことが1番重要です。成功者の思考と同じになれれば、成功は間違いないからです。③は具体的な行動です。
とにかく時間がなくて行動だけでも教えて!という人は③まで飛ばして読んで下さい。
一緒に学び成長しましょう!
ステップ①5つの心理的障害と向き合う
キヨサキ氏は資産を増やすことができない人には以下の5つの障害があると言っている。
- 恐怖心
- 臆病風
- 怠け心
- 悪い習慣
- 傲慢さ
パッとみただけでも改善すれば効果がありそうな単語が並んでいますね。
ちなみに、ここでいう『資産とは』
思い通りの生き方ができるように、自分を解放してくれるだけの現金(キャッシュフロー)を生み出すもの。
①恐怖心との向き合い方で資産が増える
『失敗するなら若いうち』
ひと財産築いた人で1度も損をしたことがないという人はいない。損をするのが怖いのは当たり前なので対処の仕方を身につけること。
もし、危険を冒したり心配するのがいやだと言うならば、若い時に始めることだ。
『失敗をバネにする』
人が金銭的に成功を収めることができない最大の理由は慎重にやりすぎるからで、金持ちになる喜びよりも損をする苦しみの方ばかりを考えている。
人は損するのが怖くて、そのために損をする。
失敗をこやしにしてやる気を起こす者が勝者となり、失敗によって打ち負かされる者が敗者となる。
『バランスよりも1点集中』
もし金持ちになりたいと思う気が少しでもあるなら、焦点を絞らなければだめだ。
わずかな卵をいくつもの籠に分けて入れるのではだめだ、たくさんの卵をごく少ない数の籠に入れる。これが秘訣だ。
②臆病な人間は勝者になれない
騒音に耳を傾けない
人はだれでも、恐怖や疑いの気持ちに惑わされて臆病になる。根も葉もない話に惑わされて疑いを持ったり、恐怖を感じたりしないでいるには大きな勇気が必要だ。
騒音には2つある。1つは私たちが頭の中で作り出した騒音、もう1つは外から聞こえる騒音だ。
臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする。
③忙しいことを理由に怠けると進歩しない
忙しいを理由に怠ける
自分が真正面から立ち向かわなくてはならない問題を避けるために忙しいという理由をつけて怠けている。
「それを買うお金はない」という代わりに「どうやったらそれを買えるようになるか?」を考えさせると脳は考えざるを得なくなる。
欲張り心に罪の意識を持たない
怠け心に打ち勝つには、ほんの少し欲張りになればいい。より良い生活を求めるから世界は進歩する。
大統領夫人だったエリノア・ルーズベルトの言葉を紹介している。
自分の心に聞いて「正しい」と思うことをやることだ。なぜなら、いずれにせよ批判を受けることになるのだから。たとえ何をしようと、また何もしなくても、文句を言われる。
④自分への支払いを後回しにする悪習慣
人間の行動は習慣によってコントロールされている
人間の生き方はその人が受けた「教育」よりも「習慣」の影響を強く受ける。
いじめっ子に対する恐怖心を利用して自分を強くする。プレシャーを原動力にして、一生懸命働き必死で考えるようになった。
⑤無知を自覚し傲慢になるな
自分の無知を隠すために傲慢さを利用する人がたくさんいる。会計士や投資家たちは自分で何を言っているのかわかっていない人が大勢いる。
あることについて自分は知らないと気づいたらその分野の専門家を探すか、本を見つけて自分で自分を教育することが大切だ。
ステップ②成功するための10の教訓
- 精神の力
- 選択する力
- 協力の力
- 速習の力
- 自制の力
- 忠告の力
- 手に入れる力
- 焦点を絞る力
- 神話の力
- 与える力
ステップ②では成功するための10の教訓をお伝えします。
①強い目的意識を持つ(精神の力)
何かをやる「理由」あるいは「目的」は、「やりたい」という気持ちと「やりたくない」という気持ちが組み合わさったものだ。
強い目的意識、理由づけがなければ人生で何をやるのもむずかしい。
②毎日自分で道を選ぶ(選択する力)
私たちが将来金持ちになるか貧乏になるか、あるいは中流のままで終わるか、その道を選択する力は私たちの手の中にある。
自分の時間やお金をどう使うか、何を学ぶかは私たちが毎日選択すべきことなのだ。
③友人を慎重に選ぶ(協力の力)
私が友達を選ぶとき財力で選ばない。大事なのは両方の友人から多くを学んでいるということ。学ぶために意識的に努力しているということ。
お金は情報をもとに作ることができる。次の大きな波がいつ来るか、その情報を手に入れて早めに波に乗り、波が崩れる前にそこから逃げだすのがいい。
友達とはそういった情報を交換し合うためにいる。
賢い投資家は売るときに利益を得るのではなく、買うときに利益を得るものだと知っている。
④新しいやり方を次々と仕入れる(速習の力)
何を学ぶかは慎重に決めなさい。頭脳はとても大きな力を持っていて、その中に詰め込んだものによって、あなたがどうなるかが決まる。
現代において金儲けをマスターするには、効果がある方法を探し早く学ぶことだ。
⑤自分に対する支払いをまず済ませる(自制の力)
自分で自分をしっかりコントロールできない人は金持ちになるのは諦めた方がいい。
内面的な強さを持っていない人は、自己抑制能力を持つ人のえじきになる。
⑥ブローカーにたっぷり払う(忠告の力)
人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分より優れている人をうまく使うこと、そして充分に報酬を与えることにある。
百科事典が自分に必要かどうか、百科事典のセールスマンに聞くな。
⑦もとはかならず取り戻す(ただで何かを手に入れる力)
賢い投資家になるには単なる投資収益以上のものに注意を払わなければいけない。つまり、元手を回収したあとにただで手に入る資産だ。
「私のお金をいかに短期間で取り戻すか」を考えるのが優れた投資家だ。
⑧贅沢品は資産に買わせる(焦点を絞る力)
現代社会では何か欲しいものがあると、お金を作り出すことではなく借りる事ばかりを考える。お金の主人になるにはお金より賢くなる必要がある。
今ラクに見える道があとになって険しい道になり、険しく見える道があとになって楽な道になる。
「消費したい」という欲望を利用して、自分の中にある「お金に関する才能」に刺激と動機付けを与える。
⑨ヒーローを持つ(神話の力)
ヒーローは私たちに刺激を与えてくれるばかりではない。彼らを見ていると物事が簡単に思えてくる。「彼らにできるなら私にもできるはずだ」と。
ヒーローを持つことで、私たちは彼らの底知れない才能の一部を手にすることができる。
⑩教えることで得る(与えることの力)
何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって2倍にも3倍にもなって返ってくる。
何かを学びたいという人に誠意を持って教えれば教えるほど、あなたは多くを学ぶことができる。
ステップ③具体的な7つの行動
- 今やっていることをやめる
- 新しいアイディアを探す
- すでにやり遂げた人を探す
- オファーをたくさんする
- 将来の価値を見極める
- 株式をバーゲンで買う
- 歴史から学ぶ
①今やっていることをやめる
今の生活を振り返り、今やっている事でうまく言っていることは何か、うまくいっていないことは何かを見極める。
同じことをやり続けながら別の結果を期待するのは馬鹿げている。
②新しいアイディアを探す
自分が全く知らないような「やり方」について書かれた本を買い、その通りに行動する。
やったことがない人の意見には耳を貸さず、素直に行動してみる。
③すでにやり遂げた人を探す
自分がやりたいことをすでにやっている人に近づき教えてもらうことは、目標までの近道を教えてもらうのと一緒だ。
すでに先を行っている人に教えてもらえば最短でたどり着く道が見える。
④オファーを沢山する
調査をする、申し込みをする、拒否する、交渉する、受諾するなどは人生のほとんどのことにつきものだ。
ものを売ったり買ったりするゲームは見ているだけでは何も始まらない。
⑤将来の価値を見極める
対象が何であれ将来の価値を見極めて投資するのが鉄則で、自分が求めているものをはっきりと知り、それに狙いを定めて探す。
将来の価値を見極めれば失敗やリスクは抑えられる。
⑥株式をバーゲンで買う
スーパーで安売りをすると消費者はどっと押し寄せ買いだめをする。ところが株式市場がバーゲンを始めると大抵の場合、大暴落だの反落だのと呼ばれ消費者は逃げだす。
知識を身につけ、何が本質的に正しいかを判断し行動しないとお金持ちにはなれない。
⑦歴史から学ぶ
カーネルサンダース・ビルゲイツ・ウォーレンバフェットなど過去の偉人に学び、行動を起こすことだ。
賢者は歴史から学ぶというように多くの事例から得られるものがある。
いかがでしたか。
ロバートキヨサキは「金持ち父さん・貧乏父さん」の中で色々なことを教えてくれました。
まとめ
- 恐怖心
- 臆病風
- 怠け心
- 悪い習慣
- 傲慢さ
キヨサキ氏は自分の弱さと向き合い自分を律する思考や行動をすることを説いています。
- 精神の力
- 選択する力
- 協力の力
- 速習の力
- 自制の力
- 忠告の力
- 手に入れる力
- 焦点を絞る力
- 神話の力
- 与える力
キヨサキ氏は1番重要なのは10番の与える力だと言っています。「何かが足りないと感じた時は先に与える」ことを意識してみて下さい。
- 今やっていることをやめる
- 新しいアイディアを探す
- すでにやり遂げた人を探す
- オファーをたくさんする
- 将来の価値を見極める
- 株式をバーゲンで買う
- 歴史から学ぶ
行動しなければ何も知らないのと同じです。最後まで読んで頂いたということはお金持ちになりたいと思いが僕と同じくらいあると思います。
ぜひ、一緒に実践していきましょう。
